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ココカラいわて通信(令和8年5月12日号) 「本を出版させていただいて」

  • 4 時間前
  • 読了時間: 3分

 いつもありがとうございます。


 ココカラいわてのレオです!

 

 オレ、レオ 自分も相手も大切にする「ピアサポート」という考え方。


 これは私レオが2024年7月11日に出版させていただいた本のタイトルです。


 この本は、私の半生と私がピアサポート活動を行う上で大切に思っていることを書かせていただいたものになります。


 この本の執筆を開始したのは出版の3年前。

 

 当時ココカラいわても数年の活動実績ができましたので、実績記録として書き始めたのがきっかけです。


 出版社は大船渡印刷さん。


 地元の小さな出版社さんです。


 最初に電話した時のことを今でも覚えています。


 素人が本を書くなんて馬鹿にされないかなという不安を抱えながら大船渡印刷さんに電話をしました。


 出てくれたのは社長の熊谷雅也さん。


 熊谷さんは私の本を出版したいという思いを否定も馬鹿にもせず受け止めてくれました。


 そこから執筆活動が始まります。


 最初に書いた文章はとても世に出せるものではありませんでした。


 事実の羅列、論文みたいな文体。


 妻に読んでもらいましたが「いいんだけど、どことなくあなたらしさが出てないかな…」との感想。


 その通りでした。


 やっぱり私には無理だったか…あきらめかけたのですが、その頃熊谷さんにかけていただいた「上野さんは語りがうまいね」という言葉が後押しとなりました。


 いったん白紙にした私の物語は語り口調と温度感をヒントに再度書き直されることとなるのです。


 文章は妻や熊谷さんにいっぱい直してもらいました。


 熊谷さんの言葉でもう一つ印象的だったのは、私が文章の中で自分はポンコツだ、みたいなことを書いたときに「自分をポンコツというのはよくないよ。読んだ人にも対しても失礼だよ。」というものです。


 最初は意味が分からなかったのですが、その後のやり取りから、ネガティブな言葉が持つネガティブな力が読んだ人に届けられていしまってはいけないだろう?という意味なのだと腑に落ちました。


 言葉の持つ力、文章の持つ力知っている熊谷さんはやはり文章のプロだなぁと感じました。


 時間をかけてゆっくりゆっくりと自分の言葉が「文章」になり「物語」になっていく。

 

 とても苦しく、とても充実した執筆期間でした。


 そして熊谷さんは素人の私に、感覚ではなく論理的に文章の書き方を教えてくれたのです。


 熊谷さんにとっては専門外の内容でしたが、すごく勉強してくれて、一緒に言葉選びをしてくれたのを覚えています。


 2023年10月19日


【訃報】

 弊社代表取締役 熊谷雅也 儀 かねてより病気療養中のところ

 令和5年10月17日 午前7時32分

 享年71歳にして逝去いたしました。


 私が訃報に接したのは大船渡印刷さんのfacebook投稿でした。


 前が見えなくなるくらい泣きました。


 残されたエネルギーを私の本のために使ってくれていたのかと思うと申し訳ない気持ちにもなりました。


 こう書くと熊谷さんからまた言われちゃうな。


 ネガティブに書いちゃだめだよ、と。


 熊谷さん、なんとか本は出版できましたよ。形になるとうれしいものですね。

 

 熊谷さんの言ったとおりでした。


 1回本書くとまた書きたくなるって。


 だから熊谷さんとのお話を書かせていただきましたよ。


 出版からもう少しで2年経ちます。


 私の人生の随所で感じていたあの言葉にならない思いは、書籍の中に閉じ込めました。


 ページをめくるたびに、まるであの頃のような空気をまとわせてくれます。


 熊谷さん。


 本当にありがとうございます。


 厳しくも優しいあなたのおかげで私はとても幸せな体験をさせていただきました。


代表 レオ(上野康隆)



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